絵画と住宅問題

絵を飾る場合第一に考えなくてはいけないのが一体どこに絵を掛けるかとなります。

玄関上がって居間に通されるととそこは洋間でソファーが置かれその前には大型の液晶テレビがどーんと構えています。食器棚が並び趣味のゴルフバックがあったりその隙間にカレンダーが肩身が狭そうに掛けられているいった部屋があります。

寝室には洋服ダンスをはじめ桐の箪笥があり絵の掛けられる隙間がないのが実情なんです。

2階屋の場合だと階段に飾れば立派なギャラリーに変身しそうなんですがこれも無理で、階段の幅が狭い。踊り場があればせいぜい4号程度の額ならなんとかいけそうな気もしますが、さてぴったりとしたサイズの絵があるかとなるとそこでまた悩みます。

額縁にこだわらなければ絵はいたるところに飾れるんです。小品でも片方の幅が10㎝くらい、それ✕2となると20㎝、3号で27㎝として合わせて約50センチ。どう転んでも大きい額。この厚みが狭い部屋に不適当。ネックですよね。