先生、ご無沙汰していおります、学生の時お世話になりましたといってアトリエのピンポンを鳴らしてからだいぶ経ちました。
入れていただいたコーヒーを飲みながら卒業の時のあれはどうしとか?先生の絵はまだありましたよとか懐かしい談義でひと時をすごしましたが、意外な言葉が出てきたのには驚きました。
カンディンスキーの影響をかなり受けたと・・・・・・。
これからの絵画は絵を描くだけじゃだめなんだ、絵の世界も珍しいものを始めないとと言って見せていただいたのがご自身が運営している美術会のメンバーの絵でした。
これは子供でも描けそうなんだけどだめなんだ、今こういうのを教えていると色々作品を見せていただきました。
森や海をまるで丸のようにデザイン化した表現は大変斬新に思えましたが、その先生も今は遠いところへ旅経ちました。
アトリエに掛けてあったズミの絵は今でも忘れらません。
ワシリー・カンディンスキー
Кандинский Василий Васильевич
抽象画家