絵には到底縁のないと思っていたヘアーカットをしている友人のサロンへ訪れたときカット用の鏡のふと横を見るとけばけばしくない上品な額に収められている版画が1枚ありました。
おまわりさんと子供がまるで古くからの友人のごとく親しげに話をしている光景は年齢差を超えた信頼関係があることを示しているようでもありました。
当時ノーマン・ロックウェルという作家に関して友人に聞くまでは知りませんでした。
全く興味のない作品でしたがその購入動機を聞いた時には絵の中にある雰囲気が自分のイメージにピッタリ合ったことを感じました。
「この絵はジグレといって・・・・・・」と説明してくれたことを思い出しながら、今なお掛けてある作品を見ながらカットしてもらう一時はヘアーギャラリーかヘアー画廊でカットをしてもらっているんだとでもいいたくなるようなそういう贅沢を味わいます。
「THE RUNAWAY」
アメリカの画家ノーマン・ロックウェル(Norman Rockwell)