ロシア正教の産湯

sofir

アカデミー名誉会員リャンネルやアカデミー準会員クドリンスキーの写真でお世話になっているクラスノヤルスクの友人ユーリーのご子息がめでたく2世誕生と相成りました。

日本と一風変わった正教の産湯をご紹介したいと思います。

お盆 日本の文化

今日から三日間先祖を迎える日本の伝統的習慣が日本各地であります。

お盆の習慣がないロシアの友人に地獄から先祖が戻ってくると説明しても、「はぁー?」って返ってきますが日本の正しい文化を外国人にわかりやすく話をする語学力も必要であると実感をしています。

カチューシャ ロシア民謡

ロシア民謡カチューシャはバックコーラスで軍服を着た人達の前で歌っている歌手をよく見かけます。

なぜカチューシャを歌っているのに軍服を着た人達がいるの?って質問を受けること度々です。

音楽の部門知識が不足してまして正確には答えられませんが昔独ソ戦の時に流行っていた曲がカチューシャで日本で言えば軍歌のようなジャンルでそれで軍服姿のコーラスの前カチューシャを歌うのですよって答えます。

その独ソ戦で使われた多連装式のロケットがあり、当時ヒットしていたカチューシャがどういうわけかロケットにカチューシャという名前がつき一般にカチューシャ砲といわれるようになったようです。

暑さ真っ只中のこの時期に暑さを吹っ飛ばす元気のいい日本人に馴染みのある曲はカチューシャをおいて他にないのでみんなで歌いましょう。

ロシアでも雨

山口県およびその他の地域から雨による被害が連日テレビで報道されるたびに迅速に対応してもらえるよう願ってます。

モスクワの近くの町でもバケツをひっくり返しすような雨が降り野菜が腐ってしまうという便りをいただきました。

この天変地異、日本だけじゃないんですね。

ロシア語 父称

ロシアには父称というものがあり、たとえば内閣総理大臣 安倍晋三を例にとると、シンゾウ・アベとなりますがこの真ん中に父称というものが入ります。
父称というのは親の名前からとって男だったらヴィッチ、女だったらブナをつけます。
安倍首相の場合だと親が元外務大臣 安倍晋太郎だからシンタロウヴィッチとなって、シンゾウ・シンタロウヴィッチ・アベとなります。

父称は英語のミドルネームのようです。

グースリ 弦楽器

バラライカ、バヤンはいわずと知れたロシアの伝統的な楽器そしてテルミンが発明した電子楽器のテルミンがある。

それ以外にグースリ(гусль)という弦楽器があることはあまり知られていない。

音色は他の弦楽器と比べてみてその違いを感じ取るまでには至ってない。ただその独特の形状は楽器であることから離れて考えるとむしろ芸術工芸と言ったほうが相応しいものである。

バラライカ(балалайка)三角形の形をした弦楽器
バヤン(баян)大型のアコーディオン

ロシア民謡トロイカの一節「響け若人の歌高なれバイヤン」を思い出していただければ、あぁーなるほどと納得されることでしょう。